宝物は歳を重ねるごとに物より思い出になっていくのか

小さな頃は宝物といえば、シールや消しゴムのコレクションでした。

それが、服や鞄や香水、化粧品などに変わり、今はもう物ではなくなってしまいました。

今宝物といえるのは、小さな頃の思い出です。

ひいおばあちゃんの背中におわれて見に行ったウサギ

ひいおばあちゃんに死んだらそばであなたを護りますよ、死んでもあなたが見えますよ。と肩をさすってもらったこと 小学生の私が死んだら見えないよと言ったから

滅多に相手にしてくれなかったおじいちゃんと一緒に食べに行った美味しいランチ 焦げてしまった焼き肉や野菜を見てこれは食べてはだめよ。あなたのお母さんに叱られる。と自分の娘の話をしたこと

試験に通った時に、何も直接は言ってこなかったけど、かげですごく喜んでると聞いた時のこと

もう1人のおじいちゃんの自転車の後ろに乗せてもらって買い物に行ったこと

田舎の家で聞いた雨の音とにおい

 

もっとあるのを記録しておいて後で眺めて楽しみたいと思います。

 

 

Odai「わたしの宝物」