why の聞き方に気をつける

人種のるつぼアメリカに住んで感じること、国、人種、宗教など多少違いはあるはずですが、日本よりも色々なbackground の人に会って感じることがあります。
それは、個人の環境が最も影響しているということです。今の息子の環境は自分達が主に作っており、人生の中で最も影響を受けている時期の一つであることをもっと自覚してしっかり考えたいと思います。

 

その一つがWhyの聞き方。

色んな人と話していて私なりに解釈していることとして、小さな頃から何かした時にwhy? 何でそれをしたの?と責められてきた人は、他人が本当に興味があって何でそれをしたの?と聞いてきた時に、自分を守ったり、他の人のせいにしたり、不機嫌になったりというのが顕著にみられます。そうでない人は、ああこれね!実はね!みたいな口調でポジティブに話が進みます。さらに、責められてきた人は相手にも何でそんなことしたの?と別に責めることでもないであろうにちょっとしたことで責める傾向にあるように思います。

父が直ぐに怒る人だったとか、何か気に入らないことをすると常に責められてきたとか、仲良くなってから家族の話をされることがあり、何歳になっても小さな頃にどのような環境にあったか、特に両親がどのように対応していたかは全世界共通でその人の人格の基盤をつくるんだなあと感じます。

全員にあてはまるわけではないし、そんなことはないよと思う人もいるであろうことは十分に分かりますが、自分の言動もやはり両親の影響を受けていることは、主人との息子への接し方の違いでも明らかに感じることがあります。面白いなと思うのと同時に、息子にはいい影響になるように、接していけたらいいなと思います。