何事もメンタルブロックを外せるように工夫する
片付けをする時には片付けができないメンタルブロックを外すというのを聞いたことがあります。
私には片付けができないというメンタルブロックがないです。
なので、色々情報を集めたり実践したりするし、さほど効果がなかったなと思っても、アドバイス通りにせずに自分でアレンジしたわけだし、前よりはいいかな?くらいのポジティブな気持ちで過ごせます。
料理は楽しくてしょうがないので、たまにこれは美味しくなかったなと思っても全く気にならないです。むしろ何か新しいことが発見できた気分になり、ただポジティブに何故気に入らなかったのか分析したくなります。
しかし、運転に関してのメンタルブロックを外すのにほぼ8年かかりました。
何故だか運転に対して恐ろしいほどに慎重で、いつもピリピリ張り詰めた緊張感でした。少し乗っていない時期があると、プライベートレッスンを受けていましたし、こんなにストレスがかかるなら、乗らない方がいいと決めて、公共交通が使いづらい場所は全てタクシーを使っていました。それなので、免許をとってからアメリカに移住するまで片手で数えられるほどしか自家用車を運転したことがなかったです。プライベートレッスンは30回くらいとったので、その先生の車のほうが沢山運転しています。
日本で暮らしていたら絶対に外れなかったと言い切る自信があり、主人が無理をさせず、過剰に甘えさせず、ゆっくりメンタルブロックをとっていってくれたと感謝しています。
1.アメリカに移住した
2.全く違う環境で、右車線を左ハンドルで走る
3.車がないと暮らしにくい
4.息子の送り迎えは必須
私のメンタルブロックはこれらの条件と主人のアシストにより少しずつ外れてきています。
少しでもヒヤッとすることがあったら、未だに最悪の状況まで頭の中で検証して、二度とないようにと何度もリマインドしてしまいます。
大切なことですが、過剰に緊張して運転しているのが周りにも伝わるようです。
遠出の必要がでてくると、マップで確認し、これは運転して行くのは無理だと思ったら即断る、またはcity rideを利用しています。
今度のチャレンジは日本に帰って運転する時です。しばらく慣れるまでは主人に隣に座っていてもらいたいです。
メンタルブロックを外すには気合いや、考え方を変えるのではなく、行動、環境を変えることの方が大切で効果があります。
強制的に環境を変えないと外れないメンタルブロックは存在します。
今後何かメンタルブロックを外すときには、このことを肝に銘じておきたいと思います。