地位やお金では満足できない自己肯定感

地位が高い人をアメリカで多く身近で見る機会がありましたし、未だにあります。

そしてそのうちの多くの人が高い地位と共にお金持ちです。どれだけsaving しているかはわかりませんが、savingしていないとなると相当豪快に使っているはずです。

しかし、驚くほどに自己肯定感が低い人が多く、相手を自分の意見に従わせることで安心感を得たり、聞いてもいない自慢話を一方的に話続ける人が結構多いのに驚かされます。話を聞くのは嫌いではないのでそうかそうかと聞いているうちに、その人にとって何が不安材料であり、安心するために何を相手に伝えたり、相手を従わせたりしようとするのかが見えてきます。Facebookなどで気をひきたいがために写真を撮ることが生活の軸になっている人もいます。 

何に安心するかは人それぞれですし、勝手にどうぞと思いますが、従わせようとしたり、命令風にされると迷惑です。あるご老人は、自分の都合で夕食会を開きますが、誘った人が都合が悪くて来れないとなると、驚くほど不機嫌になります。何としてでも、遅れてでも参加しろ!という圧力が凄くて、参加している人の中にはまるで楽しくなさそうな人もいます。遅れる人には会食中に、他は参加者から何度も連絡させて、遅れて駆けつけたその人が、遅れた理由を話している時に、だから?それで?と言ったのには度肝を抜かれました。従わせることで安心感を得ている感じが伝わり、抜け出せなくなっている人達は大変だなと思いました。私はただの若手の労働者の1人なので、その貴婦人達の会に呼ばれることは稀ですが、大変そうなのがひしひし伝わりました。私見ですが、そういう人達は、いくら家族の自慢をしても、家族から見放されていたり、付き合いがフェイクなことが多いようにみえます。 

年を重ねるごとに家族とのつながりが大切だと感じるようになり、色んな人柄、人生のストーリーを見て、こうありたい、こうありたくないを観察中です。