輝いて見える人にも色んなダークサイドがある

仕事もプライベートも充実していて、高い地位について、裕福な暮らしをして、家族とも仲がよさそうで、という人達を沢山見てきましたし、そんなふうになりたいなという憧れもありました。

ただ、それぞれの人達と話しているとやはり人は平等なんではないかと気付きます。

 

高い地位についた経緯が、人の家庭を壊したうえだったり、誰かを裏切ったり。そして、歳をとったり、リタイアしたりしたら、それまで地位が好きで集まっていた人達、家族までもがごっそり周りからいなくなったり。

親子仲が良さそうに見えても、小さい頃からの母親の抑圧から逃れられなくて、60年もその母親に人生の選択肢を牛耳られていた人もいます。その人はそんななかでも自営業を始めて成功していていつも優しい素敵な方ですが、その母親への恐怖と母親を喜ばせるために、小さい頃から嘘だらけだと話してくれました。

お金持ちでも不安や見栄でお金の使い方が理解できない人もいます。

 

人生大分経験増え、今後歳を重ねていくにつれて、本当に自分にとって大切なものは何かを考えさせられます。

若い頃はお金持ち、高い地位など、誰もが憧れることであり、これらを目標に頑張れるのは素晴らしいことでもあります。

ただ、周りの大切な人を大切に、お金の管理ができてこそ、自分の幸せを作っていけると確認します。

次のステップは、実際に今後のプランをより明確にしていくことです。家族を大切に、家族との時間、コミュニケーションを十分にとれるようにするには、何かを諦める必要もあります。これも人生の一部。最期を迎える時に、心から大切と思う人達、物に囲まれていられるように、良い計画が立てられますように。