子供の可能性に対してできることをする

みんな違って当たり前

特に人種、宗教、文化がそれぞれ違うアメリカで子育てをしているとこのことをより強く感じます。

 

子供に対してできること

1.取り組む課題は自分で考えられるようにアシストする

2.自分の活動に満足いくまで取り組めるように環境を作ってあげる

3.自分で自分の生き方を選択できるようにアシストする

4.子供が不思議と思っている気持ちに共感する。納得する答えが見つけられるように手伝う。長々と説明するのが良いのではない。

5.子供が本来持っている自分で生きる能力を伸ばすか伸ばさないかは、生まれた後の環境にかかっている。

6.年齢で区切らない。考えない。個人によって違うことを理解して、見守る。あることを学ぶのが容易であるか難しいかは、子供の年齢によるのではない!個人の可能性で決まること。

 

特に6は常に反芻して自分に覚え込ませたいと思います。ついついこの歳でこれができていないというのを、日本人のお友達や家族、親戚達と話す時によく出てきます。自分が思っていなくても周りから言われると不安になるし、それは絶対に子供に伝わる。

子供を一番近くで守れるのは親である。忍耐がいることも多いけれど、これが親の役目。可能性を生かすも殺すも、親の考え方、行動が大きく影響していると痛感します。

 

5は、生みの親でなくて、育ての親をしている人が周りに何人かおられるので、これを痛感します。アメリカは adoption をして、他の国から親のいない子供をもらってきて育てている人がおられます。その人達と話し、子供さん達の成長を間近に見ると、遺伝よりも環境のほうが、大きくその後の子供の人生を変えるんだなと実感しています。